プロ野球選手としての道を歩み始めた日本ハムでの1年目。18歳だった私は、右も左も分からず、自分がチームで浮いていることに気づきながらもどうすることもできずにいました。しかし、そんな時期に助けてくれた3人の先輩がいました。彼らのおかげで私は救われ、今の自分があります。この記事では、その3人との出会いと感謝の気持ちを振り返ります。
まず、私がチームで浮いていた理由について少し話します。プロ入り1年目の私は、若さゆえに自分の振る舞いがどれほど周りに影響を与えているか全く理解していませんでした。
他の選手たちは当然、私の態度に不満を抱いていたと思います。練習後、普通のルーキーなら真剣に次の試合に備えていた時間に、私はトレーナールームでゴロゴロしていました。先輩たちの視線は冷たく、挨拶を返してもらえないこともありましたが、当時の私はそれを気にしない振りをしていたのです。
そんな自分に最初に声をかけてくれたのが、新庄剛志さんでした。新庄さんは、私を「ユちゃん」と呼び、親しげに接してくれました。当時の私は服装にも無頓着で、サイズの合わないダボダボのスーツを着て、ナイキのボロボロのリュックを使っていました。それを見かねた新庄さんは「プロ野球選手なんだから、周りに見られる意識を持て」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=MTLWGm6uuS0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]