1992年8月、ソウルオリンピックのスタジアムで統一協会の合同結婚式が開かれました。この結婚式には多くの著名人が参加し、桜田淳子や山崎浩子、徳田敦子などが純白のドレスに身を包んで臨みました。結婚前の会見では、桜田は「見ず知らずの相と言っても、価値観が一緒で人生の目的方向性が同じ人が集まるのだから不安はありません。教会の教えは愛と性を大切にする正しい家庭生活をスタートする上での厳粛な儀式と考えています。抵抗はありません。」と述べ、出席の決意を示しました。
しかし、合同結婚式の実態については元信者たちの証言があります。事前に行われる21日間の修練会議では、信者たちは教団の原理公論を学び、その後、参加を表明します。
マッチングは参加者の顔写真をもとに行われ、結婚相が発表される瞬間は盛大な歓声に包まれます。
当日の儀式では祝辞や結婚指輪の交換、聖水の振りかけなど、約10の儀式が行われます。また、合同結婚式後には家庭修練会に参加し、新婚初夜の過ごし方を学びます。この期間には性交渉の方法や避妊の禁止などが指導されます。
日本人の参加者は高額な祝福年金を支払い、教団はこれにより莫大な収益を得ました。しかし、合同結婚式を巡っては婚姻の無効を求める訴訟が頻繁に起こされており、統一教会における特殊な位置付けや婚姻の自由の侵害が問題視されています。これにより、教団は損害賠償訴訟に直面しています。
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