6月8日、元競泳選手の北島康介(40歳)と元柔道家の吉田秀彦(53歳)が、ポーランドから帰国したことが報じられました。帰国後、2人は東京都内の蕎麦店での打ち上げに参加しました。彼らが東欧・ポーランドから帰国したのは、ポーランド在住のウクライナ避難民に向けて『玄米粉』を提供するためであり、これは宗教法人「不二阿祖山太神宮」とその関連団体「地球と共に生きる会」による支援活動であることが判明しました。
「世界平和人道支援団」は、2022年6月から活動を展開しており、北島は第1回から参加し、吉田と競泳選手の萩野公介さん(28)も今回から協力していました。この活動は「不二阿祖山太神宮」によるものであり、この宗教法人は2009年に設立され、山梨県富士吉田市に本部を移転しています。
しかし、この宮下文書には歴史学的な信頼性に欠けるとされ、富士山周辺のオカルトに関する主張は、分別ある大人でもなかなか受け入れがたいものとなっています。この宗教法人による支援活動には、競泳や柔道などで活躍した元五輪選手が参加しており、その理由についてスポーツジャーナリストの小林信也氏は、選手が競技に専念し社会的な勉強が不足していることや、引退後の選手サポートが不十分であることを指摘しています。