"母に買った家を狙う婚約者" 第4話
私はし息を吐いた。
先は続けた。
「気になるのは、相が君の資産を何度も確認していることだ」
私は子に聞かれたことをいしながら話した。
貯額。
収。
ボーナス。
退職。
母のマンションを現で買ったかどうか。
先は黙って聞いていた。
「マンションの方は、予定通り母親の居を優先する形でめているね?」
「はい。先に紹介していただいた司法士さんとも相談しています」
購入資は私がした。
ただ、母がむためのを、将来の結婚相や第者の事で簡単に処分される形にはしたくなかった。そこで専と相談し、母がしてみ続けられるよう契約と登記の方法をえていた。
「それなら、その点は配しなくていい」
先はそう言ったあと、し表を曇らせた。
「ただ、婚約者本については確認しておいた方がいいかもしれない」
「健について?」
「親の借だけなら、本が君へ話しづらかった能性もある。でも本が何らかの保証責任を負っているなら話は変わる」
私はわず先を見た。
「確認できますか?」
「公報と、君が持っている類の範囲でできることはある。違法な調査はできないが、続き表にている報なら確認できるがある」
その2。
をた私のもとへ、
《裏付けが取れました》
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という連絡が届いた。
翌朝10。
私は先の事務所にいた。
机のには数枚の資料が並んでいた。
「由美ちゃん。し覚悟して聞いてほしい」
先は枚を私のへ滑らせた。
最初に目へ入ったのは、健の名だった。
《連帯保証 田島健》
私は何度も読み返した。
「……これ、健ですか」
「そうだ」
「いつから?」
「なくとも数には、この保証関係ができている」
「私と付きい始めるですか?」
「ほぼ同じ期だね」
私は喉を鳴らした。
健は何も話していない。
それどころか、実の借はもう理したと言っていた。
「お父さんが返済できなくなったら?」
「契約内容によるが、健君に請求が及ぶ能性は分ある」
胸の奥がえていった。
「つまり、彼は自分も危ないことをっていた」
「そう考えるのが自然だ」
先はさらに別の類を私へ見せた。
そこには督促が本格化した期が記されていた。
私は付を見た。
そして息を止めた。
健が私にプロポーズしたのは、昨1118。
督促が段階厳しいものへ変わったのは、その3週だった。
私は婚約指輪をもらったのことをいした。
ホテル最階のレストラン。
健は緊張した顔で箱をけ、
「僕と族になってください」
と言った。
私は泣いてんだ。
母にもすぐ話した。
あの、彼の実にはすでに返済を迫る通が届き、健自にも保証責任が迫っていた能性がある。
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「偶然かもしれませんよね」
私は自分に言い聞かせるように言った。
先はすぐには答えなかった。
「偶然かどうかは、私には断定できない」
その言い方が、かえってかった。
「ただつ言えるのは、結婚するなら今のうちに全部聞いた方がいい。何を隠していたのか。なぜ隠したのか。君のおをどう考えているのか」
私は資料を閉じた。
先に礼を言って事務所をた。
エレベーターの鏡に映った自分の顔が、ったよりかった。
そのの夕方、健から話が入った。
「由美、昨は本当にごめん。母さんも言いすぎたって反省してるんだ」
甘い声だった。
私は駅の雑踏ので、しばらく黙っていた。
「今、会えない?」
「いいわよ」
「良かった」
健は堵した。
「ちゃんと2で、これからのおのことを話そう」
その言葉を聞きながら、私はった。
今度は私が聞く番だ。
あなたたちが、私のおをどう使うつもりだったのか。
待ちわせたのは駅の喫茶だった。
健は普段なら絶対に買わないような名のケーキを持ってきた。私たちはく付きっていたが、彼は銭覚が細かく、デート代も基本は割り勘だった。
「これ、由美が好きそうだったから」
「ありがとう」
以なら嬉しかっただろう。
けれど今は、その箱さえ私の嫌を直すための必経費に見えた。
健は最初、仕事の話をした。
次に結婚式の話。
それから居の候補。
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