"娘の十七万円を愛人に貢いだ夫の末路" 第11話
「今は、体いくらのおを彼女に貢いで、ご自の男のプライドを捨てて媚を売ったのかしら?」
私の言がリビングに響き渡った瞬。
ソファーでふんぞり返って寝転がっていた夫の体が、まるで撃に打たれたかのように、ビクッと瞬直したのがはっきりと分かった。
夫の顔から、さっと血の気が引いていくのが見えた。
夫は、引きつった笑いを浮かべながら、ゆっくりと起きがった。
「な、何の話だ?お、今は変な冗談を言っているじゃないぞ」
夫は、声の震えを隠すように、し声を張った。
「俺は、本の庭のあり方について、真面目な話をしているんだ」
夫は、そうやって必にとぼけ、話題を逸らそうとしていた。
私は、歩夫に歩み寄った。
「私だって、至って真面目なつもりで話しているわよ」
私は、夫から目をさなかった。
「彼女って、会社でのあなたの部なんでしょう?まだ若いんでしょ?」
私は、決定な言葉を次々と突きつけた。
「その彼女に、これまで随分と美しいいをさせて、さぞかし甘やかして、ご嫌をとってきたんでしょうね」
私が、夫を容赦なく挑発するように言うと、夫の顔は青ざめるのを通り越して、今度はりで真っ赤に染まった。
夫は、テレビのリモコンを乱暴に操作して源を消し、ソファーから勢いよくちがった。
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夫は、私を見ろし、まるで親の敵でも見るような、刺すような鋭い線を送ってきた。
「お……さっきから、体何が言いたいんだ!」
夫は、声を荒げて鳴った。
「俺が、会社の部と浮気でもしているかのような、失礼なぶりじゃないか!」
夫は、胸を張り、自分をきく見せようとした。
「おは、体何の証拠と根拠があって、俺に向かってそんなデタラメを言っているんだ!」
夫は、必に自分を正当化し、私を威圧しようとしていた。
しかし、私は夫がいくら声をして敵を向けてきても、決して怯むことはなかった。
私には、歩も引かないだけの、絶対で揺るぎない自信と証拠があったのだ。
私は、静な声で、ゆっくりと事実を語り始めた。
「証拠なら、ちゃんとあるわ。りりかの留学先の座に、毎たったの1500円しか振り込まれていないことを、私はどうしてもおかしいとったの」
私は、での来事をいしながら言った。
「だから、この、あなたの仕事に、私が直接の窓にって、あなたの座のおの流れを、員さんに調べてもらったのよ」
私がそう言った瞬。
夫の眉が、信じられないというようにピクリときくいた瞬を、私は絶対に見逃さなかった。
夫の目に、らかな焦りのが浮かんだ。
「そうしたらね、驚いたわ。確かにあなたのメイン座からは、毎17万円というおはされてたみたいだけど」
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私は、言葉を切って、夫の反応を楽しんだ。
「でも、りりかの留学用座には、なぜかたったの1500円しか送されていないことが、記録からはっきりと分かったのよ」
私は、夫の顔に顔をづけた。
「じゃあ、消えた残りの16万8500円は、毎毎、体どこに消えていったのかしらね?」
私は、探りを入れるように、ねっとりとした声で尋ねた。
「そ、そんな馬鹿なことがあるはずないだろう!」
夫は、目に見えて揺し、声が裏返っていた。
「俺は毎、あいつのためにきちんと17万送している!のシステムエラーか、員が調べ違えたんじゃないか!」
夫は、今度は落ち着きなく目が泳ぎし、必に取り繕おうとしていた。
「あら、私も最初はシステムのエラーかとって、のために員さんにもう度調べてもらったのよ」
私は、わざとらしく驚いたような顔を作った。
「でも、おのスペシャリストであるが、そんな初歩な違えをするはずがないって言われたわ。そしたら、まあ変なことがわかったの」
私は、芝居がかったぶりを交えた。
「なんと、私の全くらない、あなた名義の隠し座がしていて、そこに残りのおが、ご丁寧に毎送されて、蓄えられていたじゃありませんか」
私のわざとらしい演技と、逃れられない事実の突きつけに、夫は完全に困惑していた。
夫は、言い訳の言葉を探すように、魚のようにをパクパクさせていた。
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