"臨月の私を追い出し、新居を売ろうとした義母" 第2話
私が退すると聞き、空化の期まで確認しに来たらしい。
「妻は産のため期入院し、そのは実で暮らす予定と伺いました」
私は期入院の予定などない。美代子は、妊婦は何が起こるか分からないからげさに説しただけだと言った。担当者はそので査定を止し、所者の確認ができるまで相談をめないと約束した。
産会社が帰ると、美代子は私を睨んだ。売ると決めたわけではなく、の価値をっておくための査定だという。理恵も、「古いなのにく売れるなら、み替えたほうがお姉さんたちのため」とを挟んだ。
「では、なぜ私が退する話になっているの?」
「産は赤ちゃんになるでしょう。このは駅からいし、階段もい。マンションのほうが便利じゃない」
理恵の言葉は、自分たちがむ説と矛盾していた。子どもを連れて漏れから避難しただけなら、売却相談へ同席する理由もない。私は修繕だという彼女の賃貸宅名を尋ねた。
翔太が初めてをき、「との話がまだ終わっていない」と答えた。所を聞くと、美代子が族を疑うのは失礼だと遮った。私はその反応を録音した。
「今、私は実へきません。こので休みます」
「理恵たちの荷物はどうするの」
「持って帰ってください」
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美代子は、妊婦が興奮すると赤ちゃんに悪いと言い、私を寝へかせようとした。けれど、私が静に拒否するほど彼女の声はきくなった。最には、「健太が帰るまでの週くらい、族のために譲れないの」と泣き始めた。
私は泣き声へ反応せず、母と産院へ連絡した。母には今夜だけ泊めてほしいと頼み、産院には環境を巡る揉め事で血圧ががっていることを相談した。助産師は無理にへ残らず、全に休める所へ移るよう勧めた。
ていけば美代子のいどおりになる。それでも、臨の体で義族とのに留まり続けることは、勝つことではない。私は必な類、母子帳、通帳、印鑑、パソコンをつのバッグへ入れた。
理恵は「結局帰るんじゃない」とさく笑った。私は返事をせず、玄関をるにの各部を撮した。ベビーベッドの位置、段ボール箱、壁やの状態、器棚のまで記録した。
「勝に写真を撮らないで。子どももいるのよ」
「私のの状態を残しています。の顔は撮っていません」
私は鍵を返すよう美代子へ求めた。彼女は自分のバッグへを当て、健太から預かった物だから息子にしか返さないと言った。私はその言葉も録音し、タクシーで母のへ向かった。
内で、産会社へ改めてメールを送った。
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共名義として売却相談を止し、私または健太本の確認なく報を第者へ渡さないよう求めた。担当者からすぐ承の返信が来た。
次に、宅ローンのへ連絡した。売却や借り換えの申込みがないか確認すると、数、残証の再発依頼がオンラインで送信されていた。登録メールアドレスは健太のものだが、アクセス元端末は普段と違う能性があるという。
は本確認が取れるまで発を止し、ネットバンキングのパスワード変更を勧めた。私は自分の座を変更したが、健太のアカウントは本でなければ操作できない。
母のへ着いたころ、夫から返信が届いた。
《何の話? 母さんには、産に様子を見にってくれとしか頼んでいない。理恵たちをませる話も、売却もらない》
続いて、健太から話が来た。
「の朝番で帰る。には戻らないで、俺が着くまで待って」
夫の声のろで、現の警報音が鳴っていた。
その話を切るに、私のスマートフォンへの防犯カメラから通が届いた。
美代子が玄関脇のカメラへ布をかぶせていた。
防犯カメラは、半に宅配便の置き配が盗まれたため設置した。玄関と駐だけを映し、映像は夫婦それぞれのスマートフォンから確認できる。美代子は械にく、クラウドへ自保されることをらなかった。
布をかけられる直の映像には、理恵の荷物だけでなく、型の複、折り畳み式の施術ベッド、段ボールに入った美容用品が運び込まれていた。
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