"自治会を抜けたら、ごみを返されました" 第19話
しい当番表
臨総会の、自治会館の掲示板にしい役員名簿が貼られた。恵さんは会を退き、律子さんも副会を続けないことになった。しい会には、以から会計を伝っていたさんが選ばれた。会計確認の結果も配られ、帳簿の数字にな支は見つからなかったこと、議事録と余剰の承認続きには備があったことが、区別してかれていた。
利用規則の案は度で決まらなかった。自治会費に管理費を含めることに反対するもいれば、別に請求すると事務が増えるというもいた。結局、毎の実費を示し、どの世帯がどの形で負担したか分かる表を作ることになった。会費を納めるにも、納めないにも、同じ説が届くようにした。
集積所の利用については、所者の正弘さん、役所の担当者、従来の利用世帯の代表が話しいをねた。は収集の全条件を確認し、の使用は正弘さんと利用者側で改めて面にした。自治会は管理の窓を引き受けるが、自治会員であること自体を利用条件にはしない。その代わり、利用する世帯は清掃当番と必な実費を分担することになった。
しい規則には、費用の計算方法もかれた。ネットや容器の交換、清掃用品の購入など、集積所の管理に使うおだけを分けて示し、自治会の祭りや事の費用とは混ぜない。
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自治会に入っている世帯は会費から該当分を充て、入っていない世帯は同じ管理費を別に負担する。私は数字の欄を見て、最初からこう説してもらえればよかったのにとった。
利用世帯への案内を作る、私は齢の暮らしのにはでも配ってほしいと提案した。スマートフォンで連絡が回るばかりではなく、以の私もの回覧に頼っていたからだ。さんは班ごとに確認欄を設け、らせが届かなかったを減らす仕組みにした。あのの清掃の連絡漏れが、無駄な経験ではなくなった。
ただ、決まりを作ることと、実際に回すことは違った。最初の清掃当番表には、仕事で朝にられない若い夫婦の名もあり、曜にまとめて掃除したいという見がた。腰の悪い齢者にはい容器を運ぶ作業が難しい。さんは希望を聞いて当番を組み直し、掃除にられないの代わりの仕事も決めた。公平とは全員に同じことをさせるではないのだと、私はそのった。
私は初回の当番で佐々さんと緒になった。でネットを広げ、容器のに溜まった砂を掃き、古くなった掲示を剥がした。作業が終わると佐々さんは「会費を払わないが増えるのは困るって、最初はってたの」と言った。
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私は「そううがいるのも分かります」と答えた。彼女はし笑い、「でも、ごみのことと自治会のこと、全部緒に考えなくてもいいのね」と続けた。
そのの帰り、律子さんに会った。以より顔がよく、には自治会の類ではなく、図館で借りた説が冊あった。「役員を辞めたら、こんなにがあるのね」と笑うので、私もつられて笑った。彼女は議事録の訂正作業だけは最まで伝ったという。自分の違いを残したまま辞めたくなかったのだそうだ。
「恵さんとは、まだ話してないの」。律子さんがそう言ったので、私は無理に仲直りを勧めなかった。い付きいだからこそ、すぐに元通りになれないこともある。律子さんは「そのうち、普通に挨拶くらいできるといいけど」と言い、図館の本を抱え直した。私は「それだけでも、分かもしれませんね」と答えた。
夕方、娘の直美から話があり、颯太が運会で等になったの写真を送ってくれた。私はに自治会を退会すると決めたのことをいした。孫の運会へくために清掃を休むだけで、あんなに申し訳ない気持ちになっていた。今は清掃当番の予定を見ながら、けないはめに交代を頼めばいいと考えられる。さな違いだが、私にはきかった。
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