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"私のカードを盗んだ義母が、夫の隠し口座で120万円使った" 第7話

「これ、いただくから包んでちょうだい。ああ、それとあっちの棚にあるフランス製のシルクのスカーフも4枚緒に持ってきておくれ。今緒に来てくれたこちらの奥様方に、私から1つずつプレゼントするからね」

隣の奥様が元を両で覆い、信じられないといった様子で黄い声をげました。

「あらやだ、幸子さん、あなたでもおかしくなったの?このスカーフ、1枚8万円もするのよ」

お義母さんはコートのポケットのからカードをポンポンと叩きながら、顔に脂がにじむほど満面の笑みを浮かべて胸を張りました。

「怖いものなんて何もないわよ。うちの嫁がどれだけ稼ぎがいいとってるの。あの子のカードはね、今ぜんぶこの私ののにあるんだから」

レジのにつ員が、バッグと4枚のスカーフ、さらに先ほど隣の売りでお義母さんがカゴに入れた級健康品セット数箱のバーコードを1つ1つ読み取り、丁寧なつきで袋に収めていきました。

すべての計算を終えた員が、モニターに表示された計額を確認しながらにこやかに尋ねました。

「お客様、お会計は総額120万円でございます。お支払いは分割になさいますか?」

お義母さんはポケットからあの黒いクレジットカードを取りすと、レジ台のにカチャッと音をてて置きました。

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そして、周囲の友たちに聞こえるように顎をげて言い放ちました。

「括払いでお願いするわ。みみっちいことは言わずに、パパッと切ってちょうだい」

員が両でうやうやしく黒いカードを受け取り、決済端末に差し込みました。

お義母さんが迷わず自分のである暗証番号を入力すると、ピピッという軽な子音が鳴り、やがていレシートがスッと吐きされました。

まさにその同じ刻、京の都にあるオフィスビルの会議では、夫の博之がパソコンのモニターに映しされた業績報告を見ながら、しきりにあくびをしていました。

休勤の苛ちが込みげてきた博之は、机のに置かれたプラスチックカップのアイスコーヒーをに取り、たい液体をごくりとみ干しました。

その、パソコンのキーボードの横に置いていた博之のスマートフォンが、ブーブーと突然激しく震え始めました。

博之が面倒くさそうに画面をちらりと見やると、それはから送られてきた決済通のメッセージでした。

画面には、免税でのご利用85万円という文字が浮かびがっていました。

アイスコーヒーのカップを握っていた博之のが、そのでカチコチに固まりました。

震える指先から伝わる振で、プラスチックカップので氷がカラカラと鳴る音が、静まり返ったオフィスのでやけにきく響き渡りました。

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しかし、博之が状況を把握するもなく、元のスマートフォンの画面がブーブーと音をててもう1度るくなりました。

そこには、追加の決済を含めた総額として、免税でのご利用120万円という無慈な通が表示されていました。

それを見た瞬、博之の息が完全に止まりました。

博之は机ののスマートフォンをひったくるようにに取ると、画面に表示された数字を穴がくほど睨みつけました。

そして血の気の引いた唇を震わせながら、画面の数字を指でなぞって呟きました。

「1、10、100、1000、万、10万、100万……ゼロが体いくつあるんだ?120万円?な、なんだこれ、体どういうことだ」

博之のをよぎった最初の考えは、クレジットカードの悪質な正利用被害でした。

なぜならその座は、博之が私に隠れて暗号資産に投資するために転がしていた切な裏であり、そこに紐づけられたブラックカードは、自宅の斎の秘密の引きしのに1度もたことがなかったからです。

博之はガタガタと震えるで画面をタップし、のVIPカスタマーセンターに慌てて話をかけました。

コール音のあと、オペレーターの落ち着いた声が受話器から流れてきました。

「お話ありがとうございます、VIPカスタマーセンターでございます。お客様、どのようなご用件でしょうか」

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