"赤身を笑った女の末路" 第4話
「やっとママ友になれるね!」
玄関にった子は、きな袋を抱えていた。
にはベビーや育児雑誌が詰まっていた。
「私の経験、何でも教えてあげるから」
最初はありがたかった。
すでに産を経験している子なら、私のらないことをたくさんっている。そうっていた。
ところが、すぐに彼女の「先輩ママ」ぶりは別の方向へみ始めた。
妊婦が気をつけた方がいいべ物や体調の変化について教えてくれるだけならよかった。
そのうち、妊娠に起きた事故の話や、どこまで本当か分からない怖い話まで持ちすようになった。
「りいのりいなんだけどね、仕事無理して変なことになったがいるの」
「へえ」
「実乃里、まだ働いてるの?」
「うん。体調見ながらね」
「妊婦って周りがすごく気を遣うじゃない? 会社に迷惑かけてない?」
子は配そうな顔で続ける。
「最のってキャリア優先しすぎるよね。赤ちゃんに何かあったら絶対悔するわよ」
親切そうに言われる分だけ、返事に困った。
それでも私は自分の体調と医師の判断を優先し、無理のない範囲で働いた。
無事に産のを迎えたは、本当にほっとした。
まれたのは女の子だった。
由美と名付けた。
子が赤ちゃんを見に来て、最初に言ったのはこうだった。
「いいなあ、女の子って育てやすいっていうもんね。
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私なんて男の子だから変。でも男の子って本当にいのよ」
相変わらず何かと比べずにはいられないらしい。
私は苦笑しながら聞き流した。
産、正義と話しい、由美が幼稚園へ通うようになるまでは育児へ専することにした。
すると今度は、子が以にも増してがへ来るようになった。
「実乃里、それじゃ抱っこの仕方違うよ」
「そう?」
「そんなこともらないの? だめねえ」
授乳のことにもをされた。
乳をあまりべなければ、「ママが神経質だからじゃない?」と言われた。
私が邪をひけば、「私は子育てにそんなこと1度もなかったけど」と比較された。
会うたびに何か1つ、私より自分の方がであることを確認したいようだった。
由美が2歳を過ぎる頃には、リオンを連れて遊びに来ることも増えた。
リオンは数のない、おとなしい男の子だった。
2歳の由美の方が積極なくらいで、2はそれなりに仲良く遊んでいた。
正義も子親子と顔馴染みになった。
「お仕事変ですね」
子は正義をよく持ちげた。
「いずれ社になるはやっぱり違いますね」
正義は困ったように笑った。
「いや、まだ父の伝いをしているだけですよ」
ある夜、子親子が帰った、正義が私に言ったことがある。
「子さんって、代からの親友なんだろ?」
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「本はそう言ってる」
「本は?」
「まあ、い付きいではあるかな」
正義はし笑った。
「実乃里とはずいぶん違うタイプだね」
私も笑った。
「私もそうう」
その頃までは、それだけだった。
数、正義の父親が体調を崩した。
予定よりく、正義が会社を継ぐことになった。
社員数百の会社を任されることになり、活は気に慌ただしくなった。
ちょうど由美も幼稚園へ通い始めたので、私は空いたを使い、正義の会社の仕事をしずつ伝うようになった。
その頃からだった。
子が正義を見る目が、以とはし違っているようにじ始めたのは。
「社夫っていいわね」
最初は冗談だとっていた。
けれど子は、正義が社になってからがを訪ねる回数をらかに増やした。
「ちょっと相談したいことがあるの」
そう言って来るものの、本当に相談らしい相談があるわけではない。
緒に事をしたり、にはお酒をんだりするだけだった。
族ぐるみの付きいに見えていた。
正義も、子がシングルマザーとしてリオンを育てていることには同していた。
「1で子供育てるのは変だろうな」
「そうだろうね」
「実乃里の親友なんだろ。困ってるなら、できる範囲で助けてあげたらいいよ」
正義はそういうだった。
だから私も、子を拒まなかった。
今えば、それが違いだった。
ある、幼い由美が私のの裾を引っ張った。
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