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完結第10話
四十二歳の妊婦を捨てた機長と二十年後の息子
42歳でようやく授かった命を告げた日、15年間連れ添った夫・翔は喜ぶどころか、「今更妊娠?」と冷たく言い放った。さらに彼が選んでいたのは、私より15歳若い後輩CA・結衣。探偵の調査でホテルへ入る決定的な証拠を掴んだ私に、翔は「若い女の方がいい」「勝手に産むなら自分で育てろ」と離婚届を突きつけ、養育費すら拒んだ。不妊治療の苦しみも、夫婦で重ねた15年も、彼には何の価値もなかったのだ。傷つきながらも、私はお腹の子を守るため離婚を受け入れ、母として一人で生き抜くことを決意する。それから20年――空港で再会した翔の前に、パイロットの制服をまとった一人の青年が現れる。かつて捨てた命がどんな未来を掴んだのか知った瞬間、翔の顔から余裕が消えていく――。不倫1.5万字5 0 -
完結第11話
五十万円の便利妻
義父の四十九日を終えた日曜の朝、商社の係長へ昇進した夫から緑の離婚届を突きつけられた。「腰を壊したお前は出世の邪魔。手切れ金50万で出て行け」。4年間、排泄の世話まで一人で背負い続けた私を、夫は「無償の介護要員」として切り捨てたのだ。愛人とタワマンへ移る気満々の夫。だが、冷え切った私の手元には、四年間の一切を記した【介護日誌】と、義母から託された反撃の鍵が握られていた。因果応報|裡切られた|介護|金銭問題|不倫1.7万字5 0
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