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"深夜2時、隣家の物置で赤ん坊を抱く4歳児" 第2話

やるべき仕事は、それこそほどあった。

しかし、こうして汗を流して体をかすのは、決して悪くない気分だった。

夜の帳がりると、俺は自分の部へと戻る。

俺は、部の窓枠にをかけ、ゆっくりと窓をけた。

窓のには、暗のに広がる静かなが見える。

ザザーッという波の音が、よく俺のに届いてきた。

京で過ごしていた、あの慌ただしい々が、まるで嘘のようにじられる。

その夜も、俺はいつものようにめにに就いた。

布団に入ると、すぐにい眠りに落ちた。

だが、午2頃のことだった。

俺は、ふと目を覚ました。

暗ので、微かな音がに届いたのだ。

それは、赤ん坊の泣き声だった。

俺は、布団のにを起こし、を澄ませた。

泣き声は、隣のから聞こえてくる。

しかし、その泣き声は10秒ほど続いた、自然に途切れたのだ。

まるで、突然を塞がれたかのように。

周囲には、再びい静寂が戻った。

俺は、眉をひそめた。

おかしい。

俺のので、疑問符が浮かんだ。

消防士代、過酷な現で培った勘が、俺のので警鐘を鳴らしていた。

赤ん坊の鳴き声が、あんなに急に止まるのは自然じゃない。

俺は、何か異常な事態が起きているのだと直した。

俺は、ベッドからび起きた。

そして、寝巻きのまま急いで部をた。

階段を駆けり、玄関の扉を乱暴にける。

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俺は、隣のへと向かって夜を急いだ。

隣のは、古びた軒だった。

昼に見ても、全くの気配をじたことがなかっただ。

俺は、そのの玄関にづいた。

玄関の横には、古い表札が掲げられている。

かりを頼りに文字を読むと、そこには佐々とかれていた。

俺は、玄関のドアのにち、拳でくノックをした。

しかし、のからは何の返事もない。

俺は、試しにドアのノブにをかけ、回してみた。

だが、ドアはしっかりと施錠されていた。

俺は、玄関かられ、の裏へと回ってみることにした。

音を殺しながら、暗い裏庭をむ。

すると、1階の窓がほんのしだけいているのが見えた。

俺は、その窓の隙に顔をづけた。

「すみません。丈夫ですか?」

俺は、隙からのに向かって声をかけた。

だが、やはり何の反応もない。

俺は、窓の隙からのを覗き込んだ。

の切れから差し込むかりが、部のを暗く照らしている。

そこには、異様な景が広がっていた。

にはゴミが散乱し、の踏みもない。

テーブルの横には、子が倒れたまま放置されている。

まさに、荒れ果てた内だった。

そして、俺の線は部の隅で止まった。

そこにあるクローゼットの扉が、微かにいていたのだ。

俺は、目を凝らしてその隙を見つめた。

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その暗い隙から、さながいているのが見える。

俺は、息を呑んだ。

子供だ。

俺は、迷うことなく窓にをかけ、きくけ放った。

そして、窓枠を乗り越えて部のへと入った。

消防士代、窓からの侵入は何度も経験している。

俺の体は、自然といていた。

音をてないように、慎にクローゼットへとづく。

クローゼットのにつと、からさな息遣いが聞こえてきた。

俺は、クローゼットの扉にをかけ、ゆっくりとけた。

暗がりのに、つのがうずくまっている。

そこには、幼い女の子が座り込んでいた。

彼女は、自分の腕のにさな赤ん坊をしっかりと抱きしめている。

俺の姿に気づくと、女の子は全を震わせた。

彼女は、怯えたように線をげ、俺の顔をから見げた。

その顔には、痛々しい青あざがあった。

さらに、彼女の細い腕には、複数の古い傷跡が見えた。

俺は、言葉を失ってその傷を見つめた。

女の子のさな唇が、微かに震える。

彼女は、俺の顔を見つめたまま、掠れた声で言った。

「泣いたらまた叩かれるんですか?」

その言葉を聞いた瞬、俺の胸が激しく締め付けられた。

どれほどの恐怖をわえば、こんな言葉がからるのだろうか。

俺は、ゆっくりと膝をつき、彼女の目線にわせた。

「叩かない。丈夫だよ」

俺は、できるだけ優しい声を作って答えた。

彼女の張り詰めた表が、ほんのしだけ揺れたように見えた。

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