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"離婚翌日、父と食事中の私を「また金持ちに寄生か」と笑った元夫の末路" 第17話

似た者同士

「瑠菜、頼む。しだけ入れてくれ」

インターホン越しに訴えると、瑠菜は渋々ドアをけた。

ただしチェーンはかけたままだった。

「何しに来たの?」

「俺、会社辞めた」

「へえ」

「しばらく泊めてほしい」

瑠菜は笑った。

「何で?」

「くところがない」

「だから?」

かつて亮介を「仕事のできる先輩」と慕っていた女性とは別だった。

「仕事もない、おもない、将来性もない。そんな男を何で私が養うの?」

亮介は返す言葉がなかった。

その、内から男性の声がした。

「瑠菜、どうしたの?」

亮介が顔をげる。

現れたのは、調査写真に写っていた若い男性ではなかった。

質なを着た落ち着いた男性。

どうやら瑠菜はすでに別の相を見つけていたらしい。

「誰?」

男性が聞く。

瑠菜は瞬で表を変えた。

「の会社の。私に付きまとってて」

「は?」

亮介の目が見かれた。

「こののせいで会社も辞めることになって」

「ふざけるな!」

亮介が叫んだ。

自分のがどうなろうと構わず、瑠菜との倫、アクセサリーの返品、本命男のまで全部喋った。

「この女に騙されない方がいいですよ!」

男性は黙って聞いていた。

そして瑠菜に確認した。

「本当なの?」

「違うの」

「の会社は関係が辛くて辞めたって言ってたよね」

瑠菜は言葉に詰まった。

亮介はスマートフォンをし、過のメッセージまで見せた。

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そこにはで私を馬鹿にしていた記録も残っていた。

男性の表がたくなる。

「残だよ」

「待って」

「嘘をつくとは付きえない」

男性がると、瑠菜は亮介へ掴みかかった。

「あんたのせいで全部台無し!」

「おが俺を騙したからだろ!」

似た者同士だった。

自分が傷つけた相の気持ちは像しないのに、自分が損をすると全力で相を責める。

そのもは何度も揉めたらしい。

ところが皮肉なことに、きを失ったはやがて再びづいた。

賃をで払う余裕のない亮介。

収入が定せず、活費を抑えたい瑠菜。

恋ではなく、経済な都で同居を始めた。

狭いアパートで活費を円単位まで割り勘する。

「昨俺の唐揚げ個っただろ」

「そのはあんたが私のプリンべたじゃん」

亮介が求め続けた「完全平等」の暮らし。

もしかすると、ようやく理の相に会えたのかもしれない。

もちろん、慰謝料については別だった。

にはそれぞれ、婚姻の為について必な対応をしてもらった。

誰かを傷つけた結果まで、割り勘で消すことはできなかった。

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