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"私のカードを盗んだ義母が、夫の隠し口座で120万円使った" 第19話

方の博之は、裁判所の仮差押えで座がガチガチに凍結されたせいで、お義母さんが沖縄で使い込んだカードの請求をまともに支払うことができなくなりました。

さらに泣きっ面に蜂で、損失を取り戻そうと焦ってこっそり借り入れていた複数のカードローンで仮通貨の無謀な取引を続けた結果、相の暴落で制ロスカットに遭い、彼の個の信用報はまさに底を抜けてへと真っ逆さまに落ちていきました。

の噂によれば、博之は今、来るも来るも鳴り止まない借の取りての話に耐えきれず、勤めていた会社からも居所がなくなって追いされたそうです。

そして彼の事な母親であるお義母さんは、息子の言葉通り、本当にあの駅の交差点にある油まみれの焼肉の厨で、壊れた洗のように毎10も皿を洗う分となりました。

慣れないち仕事で毎きが鈍いとのから容赦ない罵声を浴びせられ、疲れ果てた母と息子は、今や窓1つない狭苦しい格アパートのにを寄せ、毎晩お互いをみながら抱きって号泣しているそうです。

私は窓辺かられ、最のビルトインが完備された広いアイランドキッチンのへと歩み寄りました。

ピカピカに磨かれたい理のカウンターは埃1つなく清潔で、かつて嫌なニンニクの匂いを放っていたっぽい保容器などどこにも見当たりません。

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私は型の蔵庫のドアをけ、から透な密閉容器を1つ取りしました。

そのには、半分残ったおにぎりが1つ入っていました。

昨の夜、このマンションの1階にあるコンビニでなんとなく買ったものでした。

私は容器を理のカウンターのに置くと、お箸も使わずで1分をつまみ、のにポンと入れてゆっくりと噛みしめました。

えて相変わらずしパサパサのお米でしたが、程よい塩気のある具材のが舌先にじんわりと広がりました。

しかし今度は、そのお米がを塞ぐようなかつての息苦しさは、まったくじられませんでした。

私は顔を向け、リビングの巨なガラス窓の向こうを見つめました。

窓のには、隙が吹き込みがねていた暗い景の代わりに、果てしなく広がる真っ青な京の空だけが、まるで美しい絵画のように広がっていました。

私はダイニングテーブルのに置かれた、これまで3、計簿代わりに使っていた古い卓カレンダーをに取り、今の付のページをきました。

そして赤いペンのキャップをし、今の付のにきく濃く、鮮やかな丸印を描きました。

この3、毎アパートの契約の満を指折り数えながらカレンダーに印をつけていた、まさにあの方法のままで。

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最の丸を描き終えた私は、しの未練もなく卓カレンダーをパタンと閉じると、元にあるゴミ箱のにそれをポイッと投げ捨てました。

過3、私の息の根を止めるように首元を締めつけていた張り詰めた糸が、この静かな朝、ついにプツリと音をてて切れました。

胸を叩いて号泣することも、げさに堵のため息をつくこともありませんでした。

私はただ、のに残った最のおにぎりをしっかりと噛んでみ込みながら、テーブルののしいスマートフォンをに取りました。

そして連絡先アプリをき、お義母さんと元夫と登録されていた2つの話番号を、容赦なく着信拒否リストのに放り込みました。

私が源ボタンを押すと、スマートフォンの画面が静かに暗く消えました。

澄み切った朝のだけが、この広いリビングをどこまでも眩しく照らしていました。

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