"宅配便を盗んだ隣家の息子と、箱から飛び出した蚊" 第3話
チアキさんは必に笑顔を作ろうとした。
「いや、違うのよ。マチコさん、私は教育なPTA役員よ」
マチコさんは呆れ果てたようにため息をついた。
「教育どころか、族を利用して親が率先してのものを盗んでいたなんて、呆れてものも言えへんわ」
マチコさんはチアキさんを軽蔑するような目で見た。
「所で1番怖いのはあんたやで。そんながいるところでして暮らせないわ」
私はスマートフォンをポケットにしまい、背を向けた。
「とにかく、俺はこれから警察にくから」
チアキさんは私の背にすがりつこうとした。
「警察はちょっと待って」
マチコさんがたい声で提案した。
「ねえ。今度は何?その防犯カメラの映像、うちにも送ってくれへん?」
私はち止まり、頷いた。
「PTA会に送るからさ」
チアキさんは血相を変えて叫んだ。
「ちょっとなんでそれ何の権利があって」
マチコさんはチアキさんを酷に見ろした。
「こんな棒親にPTA役員なんて任せられるわけないやん」
私はスマートフォンの画面を操作し始めた。
「注喚起として、PTAの親御さんに見せるのね。そういうこと。データを送りますね」
チアキさんはを抱えてしゃがみ込んだ。
「やめてよ。そんなことされたら役員も解任される」
マチコさんは同の欠片もない声で言った。
「解任されるようなことするからよ。
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自業自得や」
私は送信ボタンを押し、チアキさんを見ろした。
「PTA役員という個性のいの報は公益性もいから名誉毀損にならんよ。はい。送信」
私は警察署の方向を向いた。
「PTAにも警察からの挟み撃ち。じゃあ、俺は警察署に」
マチコさんも別の方向へ歩きした。
「うちはPTA会に」
チアキさんは面に座り込んだまま、泣き叫んだ。
「警察を阻止すればPTAにかれ、PTA会きを阻止すれば警察署にかれちゃう。あ、のお願い」
私とマチコさんは同に振り返り、きっぱりと言い放った。
「断る」
私は笑を浮かべて言った。
「2に別れられたらどうにもできない。だからどちらかをあなたたち2で止めろって?」
チアキさんは顔を覆い、激しく泣き崩れた。
私は彼女をそのに残し、警察署へと向かった。
その、PTA会の元に届いた映像はすぐに確認された。
会は刻な顔で画面を見つめ、くため息をついた。
「画を拝見しました」
会は呼びされたチアキさんを鋭く睨んだ。
「実に嘆かわしい。PTA役員がPTAの板にを塗ったんですよ」
チアキさんは必にをわせ、弁しようとした。
「でも、私はこれまで役員として域に貢献して」
会は机を叩き、彼女の言葉を遮った。
「言語断です。あなたのはこの学と域全体の最の恥さらしであり、害悪そのものです」
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会は引きしから量の類を取りし、机のに投げした。
「保護者全員から、棒と同じ組織にいたくないとクレームが殺到していますよ」
チアキさんは信じられないというように目を丸くした。
「みんながそんなこと言うわけない。誰1として私を誹謗するはいません」
会は酷な事実を告げた。
「全員があなたという害悪の即排除を求めているんですよ」
チアキさんは涙ながらに会にすがりついた。
「お願いです、会。役員を解任されたら私」
会はちがり、最終決定をした。
「本付けで即解任」
会はドアを指差し、厳格な声で命じた。
「2度と学敷内にを踏み入れないでください」
チアキさんは絶望に満ちた顔でち尽くした。
「そんな、このままじゃ学だけじゃなくってこの町にも居所がなくなる」
彼女はよろめきながら会をにした。
彼女はわらにもすがるいで、のママ友に連絡を取ろうとした。
「親友のママ友なら、話せば方してくれるはず」
しかし、彼女のに現れたのは制姿の警察官だった。
警察官は厳しい表で彼女にづいた。
「お隣のテツさんから法侵入および窃盗の被害届がされました。事をお伺いしたいので、署までご同願えますか?」
チアキさんは驚き、ずさりした。
「え?あいつ本当に訴えたんですか?」
警察官は呆れたように彼女を見た。
「被害者に向かって何ですか?そのの利き方は。
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