"宅配便を盗んだ隣家の息子と、箱から飛び出した蚊" 第4話
あんたは派な犯罪者なんや」
警察官は彼女の腕を掴み、パトカーへと促した。
「詳しいお話は取り調べで伺いますので、お越しください」
警察署の取調で、彼女は机を挟んで警察官と向かいった。
彼女はまだ自分を正当化しようと必だった。
「テツさんの荷物はちょっと借りただけで、悪気は」
警察官はペンを置き、厳しい線を送った。
「勝に盗んで自分ので使うのを借りるとは言えません。悪気を超えて悪のですよ」
警察官は類をめくり、事実を確認した。
「これはれっきとした犯罪です。あなたの息子さんは接正犯として責任を問われる、とてもい罪なんですよ」
警察官は彼女の目をじっと見据えた。
「確認しますが、過にのから荷物を持ちったことは」
彼女はく首を横に振った。
「そんなのありません。それだけは信じて」
警察官はしい類を取りし、机のに置いた。
「たった今、追加の被害届が入りました。ママ友のヒカリさんとアメさんからです」
彼女は目をむき、声を裏返した。
「え、あの2が?」
警察官は類を指差しながら説した。
「お2のからも々物がなくなっていたそうで。テツさんの件であなたの噂を聞いたアメさんが、もしやとってフリマアプリを調べたら、ご自分のアクセサリーが品されているのを見つけたそうじゃ」
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彼女は顔面蒼になり、言葉を失った。
「う、嘘でしょ」
警察官はスマートフォンの画面を彼女に見せた。
「アカウントにはのママの盗品もずらり。裏で全員に連絡が回って括で通報されたんや」
彼女は乾いた笑いを浮かべ、無理な言い訳をした。
「あ、あれはで返そうと」
警察官は机を叩き、りを込めて言った。
「で返すがフリマで売るか。借りただのなんだのと言って裏で転売するなんて、やっていることが悪質すぎるじゃろ」
警察官はペンを持ち直し、調にき込み始めた。
「あなた、さっきにはないって私に断言しましたよね」
警察官はたく彼女を見ろした。
「取り調べの最まで嘘をつき続け、反省の態度すら切見られない。この悪質な態度はしっかりと調に記載しますからね」
警察官は々とため息をついた。
「それにこれじゃあ、あなたただの棒でしょう。被害の数との悪質さから言って、これはもう常習犯じゃよ」
警察官は容赦なく現実を突きつけた。
「初犯でも執猶予がつかず、直接実刑判決となる能性が極めていですよ」
彼女はついに泣き崩れ、肩を震わせた。
警察官は同のを見せず、言葉を続けた。
「族を巻き込んだ悪質な連続窃盗。それだけじゃありません。被害者全員からの損害賠償と慰謝料請求で、ご自宅も座も差し押さえられるんよ」
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警察官は静かに宣告した。
「持っているおも財産も全て失うことになるでしょうね」
彼女は両で顔を覆い、嗚咽を漏らした。
「そんな」
警察官はしだけ声のトーンを落とした。
「それから刑期を終えててきたとしても、連続窃盗の科という烙印はずっと消えんのね」
警察官は部をようとちがった。
「この町のどこにってもあなたの居所はもうないかもしれませんね。そのくらいのことをあなたはしたんです。いい加減自覚しなさい」
その、取調のドアがき、彼女の夫が入ってきた。
彼女は救いの神を見たように顔を輝かせた。
「あなた、来てくれたの?ありがとう」
しかし、夫の表は氷のようにたかった。
「勘違いするな。俺はおのことを助けに来たわけじゃない」
夫は彼女のにち、嫌悪に満ちた目を向けた。
「警察から全部聞いたぞ。お本当に最だな」
彼女は夫のたい言葉に再び泣きした。
夫は容赦なく決定な言を放った。
「カズはもうおには会いたくないそうだ」
彼女は信じられないというように目を見いた。
「そ、そんな」
夫はりを込めて彼女を睨みつけた。
「おは親としてもとしても完全に終わりだ。今切カズにづくな」
夫のろから、スーツ姿の弁護士が歩みてきた。
弁護士は事務な調で彼女に話しかけた。
「奥様、私から今の続きについてご説いたします。
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