"宅配便を盗んだ隣家の息子と、箱から飛び出した蚊" 第23話
謝る相が違うだろ」
モウジはどうしていいかわからず、ち尽くした。
「正解の選択肢がわからない」
会はカンナヅキに向かって言った。
「カンナヅキさん、俺たちはいざというに違いを認めない、反省もしない、保にる担当と仕事をしないといけないってことなのか。信用できないのですが」
カンナヅキは慌てて否定した。
「え、いえ、そんなことは。ほらしてよ。会の言葉をしっかり受け止め、今ので示していきます」
カンナヅキはモウジを睨みつけた。
「ですので」
会は酷に宣告した。
「いや、反省のタイミングが遅えんだよ。馬鹿野郎、聞こえなかったか。もう終のゴングが鳴っただぞ」
モウジは青ざめて膝をついた。
カンナヅキは厳しい声で言った。
「あ、私、連絡の窓もさせてもらっているけど、モウジさんとはちょっと。モウジさんのようなと仕事できるの?」
モウジはので鳴をげた。
「何そのとんでもないヒール。全員に刺さる必殺技のような質問」
カンナヅキは最終な決断をした。
「これ以騒ぎをきくせず、モウジさんがうちの案件からを引いてもらう形で終わらせるつもりだったんですが、気が変わりました」
モウジは絶望な表でカンナヅキを見た。
「の方たちは違う、そういたいのですが、御社の社員教育に疑問がじました。
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今の付きい方も考えさせてもらいますね」
モウジはに崩れ落ちた。
「それってつまり、俺だけで済んだところか会社レベルの話にまできくなったってこった」
会はモウジを見ろして言った。
「いや、プロレス業界も狭いからな。うちだけで済まないか」
モウジは震える声で呟いた。
「裏でんでいるはずの移籍や引き抜き、退団の噂すら正式発表に広がる世界。こんな話には端から端まで伝わってるとう。すぎる」
カンナヅキはモウジに背を向けた。
「でも、ま、さすがに自業自得かな。そうかもしれないけど、末すぎる」
カンナヅキはモウジに命令した。
「話がややこしくなるので、君は仕事に戻ってください。君の業務面もそうですが、普段の姿勢についても再評価が必なようですね」
モウジは力なくちがった。
「評価を見直す。それ昇はないってこと。し引だったのは認める。でもあいつのためをって。なんでこんなことに?」
翌、モウジはパニックに陥っていた。
「昨の今だぞ。本当に々なところから問いわせが来ているじゃないか」
彼は司であるカンナヅキの元へ向かった。
「え、今すぐ会に謝罪へ伺おうといます」
カンナヅキはたい線で彼を見た。
「こちらから言うにその判断ができたということは、反省はできているようですね。
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しかし謝罪をする相を違っています。会からこれ以の交渉をするなら、まずテツさんへ謝罪するのが先と言われています」
モウジは瞬戸惑った。
「謝罪。それはそうですよね。もう理解していますよね。分かっています。任せといてください」
モウジは自分の席に戻り、スマートフォンをにした。
「テツに謝罪か。話でいいか?」
彼はニテツに話をかけた。
「はい。居酒ニテツです。あ、テツ、俺だけど」
俺は忙しくち回りながら話を取った。
「誰だよ」
モウジはし苛ちながら言った。
「そんなこと言うなって。俺だよ。モウジだよ」
俺は話を肩に挟み、ジョッキを拭いた。
「で、そのモウジさんが何の用だよ」
モウジは軽な声で謝った。
「いや、この悪いことしたなってってさ、約束したじゃん。今度埋めわせするって。また50で予約したいんだけどさ。なら空いているじ?」
俺はきっぱりと断った。
「空いてないな。あ、用がないなら切るぞ」
モウジは慌てて引き留めた。
「ま、待って。それじゃ謝罪になんないから俺が困るんだよ」
俺は呆れてため息をついた。
「は?何?これって謝罪のつもりだったのかよ。おふざけてんだ」
モウジは満げに言った。
「なんで俺られているの?おのおかげで忙しくなったんだよ」
俺はりを抑えながら答えた。
「俺のおかげ?おがキャンセルしたあの、プロレス団体のがに来てくれたんだけどさ、そのがファンの聖になってたんだよ。
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