テレビドラマの歴史には、名作と呼ばれながらも再放送が許されない「封印されたドラマ」がいくつか存在します。今回は、その中から特にヤバすぎる理由で再放送禁止となった懐かしいドラマ9作品を紹介します。
1997年に放送された『僕らの勇気 未満都市』。Kinki Kidsの堂本光一さんと堂本剛さんが主演し、放送当時大人気を博しました。しかし、このドラマは現在再放送ができない状況にあります。その理由の一つは、主要キャストの一人が後に不祥事を起こして事務所を解雇されたため。肖像権の問題が発生し、当時のDVD発売も不可能となりました。
もう一つの理由は、ストーリーに登場するウイルス感染の描写。現代のウイルス事情を連想させるため、再放送が難しいとされています。20年後にスペシャルドラマが放送されましたが、オリジナル版の再放送が難しいのは残念です。
1998年放送の『眠れる森』は、木村拓哉さんと中山美穂さんが主演し、最高視聴率25.2%を記録した大ヒットドラマです。しかし、この作品も再放送ができなくなりました。理由は、2000年に発生した世田谷一家殺害事件。この事件とドラマの内容が一部似通っていたため、視聴者から関連性を疑われるようになったのです。
2010年には再放送されたものの、事件との関連性を指摘されて以降、再放送が見送られています。
1998年に放送された『聖者の行進』。石田一成さんや広末涼子さんが出演し、社会問題に切り込んだ内容で話題を呼びました。
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