2007年からテレビ東京で放送された『貧乏に負けるな!』シリーズ。特に注目されたのが渡津家という大家族であった。14人もの子供を抱えながら、時折波乱を起こすこの家族は、視聴者に強烈な印象を残した。しかし、その華やかな表面の裏には、数々の問題や困難が隠されていた。
渡津家の母親・泉さんと父親・健二さんは、島根県に住む大家族の中心的存在。泉さんは、前の結婚で10人の子供を授かり、その後健二さんと再婚し、さらに4人の子供を迎え入れた。
しかし、泉さんへの評価は次第に厳しくなった。子供が10人もいるにも関わらず、頻繁に居酒屋に出かける姿が批判されることに。さらに、泉さんがパラサイト気質であることも問題視された。自らは働かず、旦那に頼るばかりで、家計が困窮しているにもかかわらず、贅沢な生活をしていたため、視聴者からは非難の声が集まった。
渡津家の三女・遥さんも、多くの波紋を呼んだ。18歳で結婚し、長女を出産するも、育児に耐えられず施設送りにした。しかし、その後の生活も問題が続き、次々と再婚を繰り返し、その都度子供を施設に戻すという無計画な行動が目立った。最終的には、遥さん自身が3人目の旦那と2人の子供を作るなど、視聴者からの厳しい批判を浴びることとなった。
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