テレビ番組は視聴者を楽しませるために、時には過激な企画や演出が行われますが、それが度を越してしまうことも少なくありません。今回は、そんな「やりすぎた結果、放送禁止になった回」や「放送中止に追い込まれた番組」をご紹介します。
まずは、放送当時大きな話題となった『進め!電波少年』の「ナスビ懸賞生活」。この企画は、無名のお笑い芸人ナスビが、懸賞だけで生活するという過酷な内容でした。彼はわずかな食料と多量の雑誌とともにワンルームに閉じ込められ、100万円相当の懸賞に当たるまで部屋を出ることができないという地獄のような生活を強いられました。
この企画は、1年以上にわたり放送され、視聴者からは「なぜここまで過酷にする必要があるのか?」と多くの批判が寄せられました。彼が懸賞で当てたのは食べ物や衣類だけでなく、トイレットペーパーやタオルさえも手に入れる必要がありました。放送中はその過酷さが視聴者の関心を集め、高視聴率を獲得しましたが、その一方で、倫理的な問題が指摘され、今では再放送が難しい内容となっています。
次に取り上げるのは、2013年に放送されていた『ポコタ』というバラエティ番組。
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