NHK大河ドラマ「光る君へ」で紫式部(まひろ)を演じる吉高由里子が、クランクインから約1年2か月が経過した今、彼女と藤原道長(柄本佑)との関係について深く語りました。二人の関係性は恋愛を超え、まひろにとって道長は心の拠り所であり、二人の間には強い絆が存在しています。今回は、吉高が語った第2章における二人の関係性について掘り下げていきます。

吉高によると、まひろと道長の関係はもはや恋愛感情を超越した次元にあると言います。まひろが陰にいるときは道長が光となり、逆にまひろが光るときは道長がその陰で彼女を支えている――そんな関係性が築かれています。道長は権力を握り、まひろはその影で「源氏物語」を執筆する。二人の関係は、単なる男女の愛を超え、互いに補完し合う存在となっています。

作中、まひろは結婚に対する独自の価値観を持っています。平安時代の貴族社会において、結婚は女性にとって重要な役割を果たしていましたが、まひろはその枠に収まることを拒否しました。吉高はこのまひろの姿勢に共感し、「現代の令和の時代も当たり前が変わってきている。結婚がすべてではなく、まひろも仕事に楽しさを見出していたのだろう」と語ります。まひろは、結婚に縛られることなく、自分の居場所を見つけていたのです。

第27回「宿縁の命」で、まひろは道長との不義の子を出産します。
この出来事が彼女に与えた影響について、吉高は「若い頃は怖いもの知らずだったが、年を重ねた今、選択肢がなくなり、現実を受け入れるしかなかった」と述べています。まひろにとって、もはや道長の子を産んだからといって、それが何かを変えるわけではない。彼女は現実に直面し、母として、また女性としての新たな一歩を踏み出しました。

道長が公卿のトップに立ったことで、まひろとの物理的な距離は近づきますが、吉高は「近くにいても遠いように感じる」と語ります。二人の心の距離は以前ほど近くはなく、まひろは道長への思いを一生懸命抑え込もうとしています。それでも、道長はまひろにとって心強い存在であり、彼の存在自体が彼女の生きがいであり、この世に生きる理由であるとも感じているようです。

第31回「月の下で」から始まる「源氏物語」誕生秘話は、まひろと道長にとっての第2章とも言える重要な場面です。吉高は、物語の執筆に取り組むまひろが、初めは天皇のために書いていたが、次第に自身の喜びに目覚め、自分のために書くようになったと解釈しています。
彼女は作家としての自覚が芽生え、自分が本当に書きたいものに向き合い始めました。
第31回で描かれた、色とりどりの美しい和紙がまひろに舞い落ちるシーンは、彼女の「閃き」を象徴しています。吉高はこのシーンを撮影したとき、「これで前半が終わるんだ」という気持ちになり、新たな第2章への期待感が湧き上がったと振り返ります。彼女は、これまでの物語が前書きであり、これからは「源氏物語」という花が咲く時期に突入すると感じたのです。
引用元:https://www.facebook.com/share/adbCDEvRPBNKQTUk,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]