14日深夜に放送された『出川一茂ホラン☆フシギの会』(テレビ朝日系)で、キャスター・タレントのホラン千秋が涙を浮かべる場面があり、視聴者の心を揺さぶりました。番組では、ホランと出川哲郎、長嶋一茂がレギュラーを務め、普段は見えにくいホランの素顔に迫る企画「100の質問」が行われました。
番組内で「いままで言ってないけど自慢できることある?」と尋ねられたホランは、即座に答えられず頭を抱えました。「そんなことすぐ思い出せないから、私本当にタレントとしてダメなんです」と嘆くホランの姿は、視聴者に共感を呼び起こしました。
出川はそのホランの姿を見て、「ああいうホランちゃんを見るとかわいいなって思っちゃう」と指摘しましたが、ホランは「エピソードトークが出てこないっていうのは仕事人として失格じゃないですか」と反論。さらに「なんて私は仕事ができないんだ」とネガティブな感情を露わにしました。
長嶋一茂は「完璧な人はダメなんだ」と主張し、ホランは「完璧じゃなきゃいけないとは思っています」と反論しました。しかし、一茂は「自分が欠落しているところをああいう形でごまかすのがかわいい」と熱弁し、完璧主義に対する葛藤を語りました。
ホランは「欠落しているところはたくさんある」と認めつつ、「仕事において期待に応えられないことの申し訳なさが勝っちゃう」と本心を明かしました。
出川は「あと4~5年ですかね、そういう部分を見せていいってわかるのは」と持論を展開し、自分達も「芸の能力がない芸能人」「期待に応えられなかった」が、それが「人間味になっている」と語りました。
「今はまだ無理かもしれないけど、自分の弱い部分を出せるようになったら、もっと人間味あって、もっと素敵な女性になれるって俺本気で思ってるのよ」と力説する出川の言葉に、ホランは「そんなこと言ってくれるんですか」としんみりと答えました。
出川はさらに、芸能界には自分達の代わりはいくらでもいると主張しつつも、同番組においては「ホランちゃんの代わりはいない」と伝えました。これを聞いたホランは「ホントに泣いちゃうからやめて」と叫びながらも、感動の涙をこぼしました。
この感動的な瞬間に視聴者も心を打たれ、多くの共感の声が寄せられました。「ホランちゃんにつられて泣いた」「ホランさんの純粋さが好き。唯一無二うるうる」といったコメントが相次ぎ、ホランの純粋な人間性とその魅力が改めて広く認識される結果となりました。
ホラン千秋の涙は、彼女の素直な感情と人間味を示すものであり、多くの視聴者の心に深く響きました。彼女がこれからも自己の欠点と向き合いながら成長していく姿に、多くの人々が期待を寄せています。